オンラインホワイトボード「Miro」の特徴

「オンラインホワイトボードの特徴が知りたい」
「世界中で人気のオンラインホワイトボードMiroのメリットって何?」
「ビジネス用途のホワイトボードを探している」

近年、新型コロナウイルスの影響から様々なオンラインツールに注目が集まっていますが、オンラインホワイトボードツールもその中のひとつです。
オンラインホワイトボードツールは、インターネット環境とPCやスマートフォンなどの端末があれば、場所を問わずに利用することができるので、特定の場所に集まることなく会議を行うことが可能です。
また、オンライン会議を効率的に進めることも可能となります。

https://www.globalconnections-int.com/food-packaging-film.html

ツール上に書かれた情報は参加者全員で共有される

口頭による画面越しのやり取りでは、イメージの解釈にズレが生じたり、論点から外れてしまったりするケースが多々ありますが、ツール上に書かれた情報は参加者全員で共有されます。
テキスト入力や手書き入力だけでなく、図形やテンプレート機能などを使って作図もできるので、フローチャートやマインドマップ、ロジックツリーといった手書きでは時間がかかる作図も手軽に行うことが可能です。
参加者同士のやり取りに齟齬が生まれるリスクが小さくなるので、円滑に会議を進めることができるでしょう。
加えて、多くのツールでは複数人で同時編集が可能なので、発言のハードルが下がることで会議の活性化につながることも期待できます。
さらに、従来のホワイトボードは当然ながら一度消してしまうと、書かれていた内容を見返すことはできません。
一方で、オンラインホワイトボードであれば、作成したボードをデータ化することが可能なので、ボードに書かれた内容をメモしたり写真を撮ったりする必要がなくなります。
また、データ化すれば他のツールで利用したり、他の会議に持ち出したりするのが容易になります。

世界中で高い人気を誇っているmiro

このように様々なメリットがあるオンラインホワイトボードツールですが、数あるツールの中でも世界中で高い人気を誇っているのが「Miro」です。
Miroは、アメリカのRealtimeBoard社が提供しているツールで、PCだけでなくモバイル端末専用のアプリもリリースされているので、様々な端末で利用することができます。
Free・Team・Business・Enterpriseの4種類のプランがあり、Freeは無料、Teamは1ユーザーあたり月に8ドル、Businessは1ユーザーあたり月に16ドルで利用可能です。
(Enterpriseの料金は問い合わせが必要。)

豊富なテンプレートが用意されている

また、Miroの最大の特徴と言っても過言ではないのが、豊富なテンプレートが用意されていることです。
例えば、アジャイル開発で良く使われる「kanban Framework」、アイデアを整理するのに有効な「Mind Map」、顧客心理を考慮しつつ製品のリリース計画を考えられる「User Story Map Framework」など、120種類を超えるフレームワークが提供されています。
これらのテンプレートを活用すれば、オンライン会議が効率化されるとともに、これまでにはなかった発想が浮かぶ可能性も高まります。
なお、フレームワークのテンプレートは、「戦略策定」「リモート会議」「ブレインストーミング」などの目的別、「UX Design&Research」「Marketing」「HR」などの形式別に分類されているので、手間取ることなく目的のテンプレートを見つけることができるでしょう。
また、ユーザーコミュニティの「Miroverse」では、ユーザーが作成した800種類を超えるテンプレートが公開されているので、目的に合ったテンプレートが見つからないという心配はほとんどありません。

UIがシンプルで使い勝手が良い

UIがシンプルで、使い勝手が良いのもMiroの特徴です。
2022年2月からは日本語化もスタートしているので、初めて利用する方でも戸惑うことなく直感的に利用することができるでしょう。
数多くの外部ツールと連携が可能という特徴もあり、「Zoom」「Slack」「Microsoft Teams」など100種類を超える外部ツールと連携できます。
また、オンラインツールをビジネスに活用する際は、セキュリティ対策がしっかりと施されているツールを選定することが重要ですが、このオンラインホワイトボードツールは高度なセキュリティ性が確保されています。
例えば、管理機能によってユーザーのアクセス権やアクセスレベルを設定可能です。
ボード単位でのアクセス制限もかけられるので、機密情報を扱う会議であっても安心して行うことができます。
なお、上記の通りMiroには大きく無料版と有料版がありますが、無料版でも共同編集やテンプレートの使用は可能です。
しかし、有料版に切り替えることで、ビデオチャットが可能になるとともに、作成可能なボードが無制限になります。

まとめ

また、データのエクスポートが可能になったり、オリジナルテンプレートの作成ができたりしますし、データ容量も3GBまで(無料版は100MBまで)拡大されるので画像や動画を気兼ねなく使うことが可能になります。
そのため、最初は無料版で試すのがおすすめですが、必要に応じて有料版への切り替えも検討すると良いでしょう。

最終更新日 2025年7月7日 by global