高い利息の場合利息の返済だけでも大きな金額になってしまうので注意!
どうしてもまとまった額の現金が必要になり、消費者金融など貸金業者に借入をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
無理なく返済できる程度の借入額であれば問題はありませんが、返済計画を立てずに借入をしてしまった方の中には、返済にあてるお金のやりくりで生活に支障が出ているという方も少なくはないようです。
貸金業者から借入をすると返済をするときは、所定の利息をつけて返さなければいけません。
高い利息で契約をしていると利息の返済だけでも大きな金額になってしまうので注意が必要です。
返済額が大きくなり、やりくりが難しくなったときは、長く高い利息で返済を続けていた方は、過払い金がある場合があるので、弁護士や行政書士など専門機関に相談に行ってみてはいかがでしょうか。
貸金業者が守らなければいけない法律には、出資法と利息制限法という2つの法律があり、この2つの法律は利息の上限が異なりので、多くの貸金業者が高い方の上限金利で利息を設定していました。
グレーゾーン金利とは
この金利は、グレーゾーン金利と呼ばれているので、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
グレーゾーン金利で借入をしていた人は、違法な金利で返済を続けていたので、払い過ぎた金利は請求すれば返還されるということを最高裁判所が認めたことから、返還の可能性がある人は、請求を行うと払い過ぎた分が返還されるので、その分を返済にあてることができるようになり、まとまった金額が返済されるとそれで借金がなくなることもあります。
過払い金があるかどうかは、2010年までに初めて消費者金融やクレジットカードでお金を借りたことがある人です。
完済した人やまだ返済中という人でも6年以上取引が続いていれば、まとまった額の過払い金が発生している可能性が高いといわれています。
完済した人でも最後の取引から10年が経過していなかったら請求を行うことができるので、早めに手続きを行うことをおすすめします。
返還請求は弁護士など専門家に相談をしたほうが良い
返還請求は取引があった貸金業者から取引履歴を取り寄せ、過払い金がいくら発生しているのか正しい利息で引き直し計算を行います。
そして、貸金業者に交渉をすると返還してもらうことができます。
請求は個人で行うことができますが、個人で行うと法律の知識が必要になったときに調べるのに時間がかかる場合があり、また、貸金業者によってはなかなか交渉に応じてくれない業者もあるので注意が必要です。
少しでも早く、スムーズに請求を行いたいと思っている方は、過払い川崎など専門家に相談をすることをお勧めします。
専門家に依頼をすれば、自分に代わって全て請求の手続きを行ってくれるので、安心して任せることができます。
依頼をすると大きな費用がかかるのではないかと心配に思っている人も多いようですが、報酬に関しては返還された金額の中から支払いを受けてよいという専門家も多いので、不安がある人はまずは相談に行ってみてはいかがでしょうか。
相談は無料というところも多いので、自分に合うようなところをネットなどで調べてみるか、市町村で相談窓口を開いているところもあるので、そのような機関も利用すると、専門の弁護士などを紹介してもらうことができます。
専門家に相談に行くときは、どこから借りていたのか、どれくらい借金があるのかということは必ず聞かれるので、返答できるように事前に確認をしておきましょう。
正確な金額が分かるような書類や契約書がなくても、専門家は依頼を受けると貸金業者に取引履歴を請求するので問題はありません。
まずは行動を起こすことが大切です。
過払い金返還請求のメリットとデメリットを確認
払い過ぎた分なので請求して返還してもらうことは当たり前の権利なのですが、この請求はメリットもあればデメリットもあるということを理解しておかなければいけません。
メリットはもちろん払い過ぎたお金が戻ってくるということです。
その分で借金がゼロになる場合もあるので、金銭面だけでなく、精神的にも楽になります。
専門家に依頼をすれば、その時点で取り立て行為もなくなるので、取り立て行為で悩んでいたという方も悩みを解消することができます。
デメリットとしては、過払い金返還請求を行うと請求を行った貸金業者からは2度と借入を行うことができないということです。
場合によってはブラックリストにのることもありますが、借金の返済を延期したり、債務整理を行わない場合はのることはないといわれています。
気になる方は、事前に専門家に相談をしておくと安心です。
請求を行うと家族に知られるのではないかと思っている人もいるようですが、専門家に依頼をすると自分に代わって全てを行ってくれるので、家族にバレることなく安心して手続きを行うことができます。
個人で請求を行う場合は、貸金業者からの郵送物などでバレる可能性があるので注意が必要です。
最近は、過払い金請求を専門に行っている専門家も多く出ているので、気になる方は、早めに相談しましょう。