医学部受験や医師に関する考察

この記事がおすすめの人

・日本の医療問題を考えている
・感染症対策に興味がある
・富士学院などの予備校を利用して医学部受験を考えている

現在日本をはじめ世界は非常に不安定な時代になっています。
感染症によって人々の生活は一気に変わってしまいました。
当たり前のように学校や職場に電車で通勤や通学していたものが、感染症の感染率に応じてリモートワークやオンライン事業を余儀なくされます。
外出時には必ずマスクを季節に関係なく装着しなければならなくなりました。
いちいち石鹸で手を洗い、さらには会うコール消毒で除菌しなければならない始末です。
そして気軽に友達や恋人とハグしたりキスすることはおろか、近くによって皆で会話やコミュニケーションを図る事さえ難しくなってしまったんです。
常に人との距離を考え、人が密集しないことを確認し自身の身の振り方や行動を考えなければなりません。

部屋で一人さみしさや孤独に耐えながら生活している人も多い

この二年間で失われたものは非常に大きいです。
人と人との触れ合いも立たれ、部屋で一人さみしさや孤独に耐えながら生活している人も多いです。
病気で入院中であったり、危篤状態でもあるのに家族は気軽にお見舞いも行けず、最悪の場合には対面を一度もすること獏永遠の別れになることも珍しくはありません。
今まで好調であって、景気を大きく左右していた飲食店や旅行業界、それに付随する運輸航空系の企業も大幅に売り上げを減らしてしまいました。
そこで給与や賞与も支払うことが出来ずに、倒産を余儀なくされた企業が無数に存在しています。
新型コロナウイルスは人間から様々な貴重な時間やふれあい、生活の糧や仕事までを無残にも奪い去ってしまったのです。
一方で新たな気づきがあったのも事実です。
人間に取っていかに健康で安全な暮らしがありがたく幸せであったかに多くの人が気づきました。
普通に電車に乗れること、当たり前のように学校や職場に行けることがどれほど人間に大切なことであったかに気づかされたわけです。

日本の医療が抱えている問題点なども顕著になる

それと同時に、自分が具合が悪いと感じた時田、体調不良の時にすぐに健康保険を使って医療を受けられたことに、今にになって感謝やありがたさを感じた人は非常に多いことでしょう。
感染者が莫大に増加していくと、医療がひっ迫してしまい病所もなく医師も不在で簡単に誰もが病気やけがを治療できなくなってしまいました。
そして日本の医療が抱えている問題点なども顕著になり、改善点が新型コロナウイルスによって見出されることとなりました。
日本は今まで衛生的で医療が他国と比較していても充実しており、安く医療を受けられるということでほかの感染症があまり広がらない特性が見られました。
サーズが世界的に流行したときも、島国という地形もあって日本にはあまりウイルスが流入せず感染被害を免れた経緯があったんです。
そこで他国と比較しても空港における権益や水際対策が甘く、また感染症に特化したい医療施設や医師がほかの国と比較しても少ないこと顕著になったんです。

水際対策やそれに特化した医師を育成し確保していくことが求められる

今後日本はもっと感染症に対しシビアになり、水際対策やそれに特化した医師を育成し確保していくことが求められます。
行政改革で経費削減を掲げ保健所を大幅に削減していった政策も、今回の感染症の拡大で失敗であったことがわかりました。
日本での保健師や看護士の確保も急務だといえるでしょう。
こうした昨今の感染症の広がりや、問題点を直視して若い人の間で医師を目指そうという人も増えています。
医師に成って先頭に立って感染症に対峙し、多くの命を救いたいという勇気ある大志を抱く若者が表れていることは国として非常に喜ぶべきことです。
しかしながら医学部受験にも問題点がないわけではなく、昨今様々な問題が指摘されるようになっています。
女性医師を増やしてしまうと結婚や出産のタイミングで退職する人が増えるので、意図的に受験の段階で女性の合格率を下げたり、その配分を少なくするなどといった問題が浮かび上がってきました。

女性でもいくつになっても働きやすい環境を整備することが大事

こうした合格者の操作が、私立大学だけではなく国公立大学でも一部見られ女性に対する偏見や別紙であると大きな社会問題になったんです。
単に女性は出産や結婚で医師を退職してしまうからというだけで片付けるのではなく、女性でもいくつになっても働きやすい環境を整備することが大事だといえます。
勤務する病院に託児所や保育機能を付帯させたり、変則的な時間で働きやすい体制を構築するなど政府挙げての大改革が望まれます。
さらに医学部は若い学生を積極的に合格させますが、年齢が高い人は合格しにくいとも一部でささやかれています。
しかしながら、日本は今後ますます少子高齢化を迎え、18歳から25歳までの労働力を確保する事さえ難しい時代を迎えます。
こうした中で、国民の健康を担う医師の門戸をもっと広げ、年齢が高い人でも医師に成れる可能性を高める体制づくりも必要になります。

まとめ

積極的に社会人入試枠を広げたり、学費免除や学費の補助などをさらに拡充する必要もあるといえます。
さらには外国人の医学部受験の門戸を広げることも絶対的に必要でしょう。

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富士学院

最終更新日 2025年7月7日 by global